食道のPAS 染色標本(別冊No. 9A)とα-アミラーゼ消化後のPAS 染色標本(別冊No. 9B)を別に示す。消化試…

午前 第49問

食道のPAS 染色標本(別冊No. 9A)とα-アミラーゼ消化後のPAS 染色標本(別冊No. 9B)を別に示す。消化試験で同定されるのはどれか。

臨床検査技師 2024年(令和6年) 第49問の図
正答 (4)
正答は (4)。消化試験で同定されるのはグリコーゲンです。 【標本の見方】 消化前(A)では、食道の重層扁平上皮の中層から表層がPAS 染色で赤紫色に強く染まり、粘膜下層の食道腺も赤紫色に染まっています。 α-アミラーゼで消化した後(B)では、扁平上皮の染まりが消えていますが、食道腺の染まりはそのまま残っています。 α-アミラーゼ(ジアスターゼ)はグリコーゲンを分解するので、消化の後で PAS 陽性が消えた物質がグリコーゲンです。扁平上皮にはグリコーゲンが多く含まれます。消化の後も染まりが残る食道腺の中身は、中性粘液です。
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【ほかの選択肢】 (1) 線維素 PAS 染色で淡く染まることがありますが、アミラーゼでは消化されません 誤り (2) 中性粘液 PAS 陽性ですが、アミラーゼで消化されずに残ります。この標本では消化後も染まる食道腺がこれにあたります 誤り (3) アミロイド コンゴーレッド染色と偏光顕微鏡(緑色の複屈折)で確認します。アミラーゼの消化試験では同定しません 誤り (5) リポフスチン 消耗性の色素で、アミラーゼでは消化されません 誤り

出典:2024年(令和6年) 臨床検査技師国家試験 問49(厚生労働省 公表)出典元ページ

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