抗ミトコンドリア抗体が検出されるのはどれか。…
午前 第83問
抗ミトコンドリア抗体が検出されるのはどれか。
- (1)重症筋無力症
- (2)慢性甲状腺炎
- (3)Goodpasture 症候群
- (4)原発性胆汁性胆管炎
- (5)特発性血小板減少性紫斑病
正答 (4)
正答は (4)。抗ミトコンドリア抗体が検出されるのは原発性胆汁性胆管炎です。
原発性胆汁性胆管炎(PBC)は、肝臓の中の細い胆管が自己免疫のしくみで壊されていく病気で、中年の女性に多くみられます。患者の約9割で抗ミトコンドリア抗体(特に M2抗体:ピルビン酸脱水素酵素複合体の E2成分に対する抗体)が陽性になり、診断の決め手となります。ALP・γ-GT などの胆道系の酵素が上がり、IgM が高くなるのも特徴です。
【ほかの選択肢】
(1) 重症筋無力症 神経筋接合部のアセチルコリン受容体に対する抗体(抗 AChR 抗体)が陽性になります 誤り
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(2) 慢性甲状腺炎 抗サイログロブリン抗体、抗甲状腺ペルオキシダーゼ(TPO)抗体が陽性になります 誤り
(3) Goodpasture 症候群 腎臓の糸球体や肺胞の基底膜に対する抗体(抗 GBM 抗体)が陽性になります 誤り
(5) 特発性血小板減少性紫斑病 血小板の膜の糖蛋白(GPⅡb/Ⅲa など)に対する抗体がみられます 誤り
出典:2023年(令和5年) 臨床検査技師国家試験 問83(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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