免疫比濁法で誤っているのはどれか。…
午前 第80問
免疫比濁法で誤っているのはどれか。
- (1)透過光の強度を測定する。
- (2)Lambert-Beer の法則に従う。
- (3)サイトカインの測定に適している。
- (4)地帯現象による偽低値が見られる。
- (5)化学発光分析法より測定感度が低い。
正答 (3)
正答は (3)。これが誤りです。免疫比濁法はサイトカインの測定には向きません。
免疫比濁法は、抗原と抗体が結合してできる免疫複合体による濁りを、光で測る方法です。感度は mg/dL〜μg/mL の濃度の物質に向いており、CRP や免疫グロブリン、補体などの血清蛋白の測定に広く使われます。サイトカインは血中に pg/mL 程度のごく微量しかないため、化学発光免疫測定法や ELISA など、感度の高い標識免疫測定法で測ります。
【ほかの選択肢】
(1) 透過光の強度を測定 濁りで弱まった透過光を測ります(散乱光を測るのは免疫比ろう法です) 正しい
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(2) Lambert-Beer の法則に従う 濁りによる見かけの吸光度として扱い、濃度との関係を求めます 正しい
(4) 地帯現象による偽低値 抗原が抗体に比べて多すぎる領域では免疫複合体が大きくならず、濁りが減って実際より低く出ることがあります(地帯現象)。高濃度の検体は希釈して測り直して確かめます 正しい
(5) 化学発光分析法より測定感度が低い 標識を使わない方法なので、化学発光免疫測定法より感度は低くなります 正しい
出典:2025年(令和7年) 臨床検査技師国家試験 問80(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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