Aさん(50 歳,女性)は,3 週間前から抑うつ気分,意欲の低下,集中力の低下,早朝覚醒,食欲低下,易疲労感を認め,好き…
精神医学と精神医療 第5問
Aさん(50 歳,女性)は,3 週間前から抑うつ気分,意欲の低下,集中力の低下,早朝覚醒,食欲低下,易疲労感を認め,好きだったテレビ番組も楽しめなくなった。この状態に苦しみ,精神科クリニックを受診した。次のうち,Aさんの症状に対して効果が期待できる向精神薬として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)第二世代抗精神病薬
- (2)SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
- (3)抗てんかん薬
- (4)アセチルコリンエステラーゼ阻害薬
- (5)第一世代抗精神病薬
正答 (2)
正答は (2)。最も適切なのはこれです。
Aさんには、3週間前から抑うつ気分、興味・喜びの喪失(好きだった番組を楽しめない)、意欲・集中力の低下、早朝覚醒、食欲低下、易疲労感がみられます。2週間以上続くこれらの症状から、うつ病(抑うつエピソード)が考えられます。SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、うつ病の治療に第一に選ばれることの多い抗うつ薬です。
【ほかの選択肢】
(1) 第二世代抗精神病薬は、主に統合失調症の治療薬です(一部は
双極性障害やうつ病の補助的な治療にも使われます)。うつ病の第一の選択ではありません。 誤り
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(3) 抗てんかん薬は、てんかんの治療に使われ、一部は双極性障害の
気分安定薬としても使われます。 誤り
(4) アセチルコリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジルなど)は、
アルツハイマー型認知症の治療薬です。 誤り
(5) 第一世代抗精神病薬は、統合失調症の治療薬です。 誤り
出典:精神保健福祉士国家試験 第28回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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