事例を読んで,受診した病院のA医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)による,この段階でのBさんへの説明として,適切なものを…
保健医療と福祉 第104問
事例を読んで,受診した病院のA医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)による,この段階でのBさんへの説明として,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕Bさん(43 歳,正社員)は,健康保険の被保険者であり,勤務する会社の倉庫での機械の入出庫や運搬に従事している。昨日,勤務中に会社の倉庫内でうっかり商品の機械を自分の足の上に落としてしまった。病院を受診した結果,左足の指2 本を骨折と診断された。
- (1)高額療養費制度の説明
- (2)傷病手当金の説明
- (3)療養補償給付の説明
- (4)医療保険と労働者災害補償保険の違いの説明
- (5)公費負担医療制度の説明
正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。適切なのはこの2つです。
Bさんのけがは、勤務中に会社の倉庫で、仕事で扱う機械を足の上に落としたことによるもので、業務災害に当たると考えられます。業務災害には健康保険ではなく、労働者災害補償保険(労災保険)が使われます。
(3) 労災保険の療養補償給付では、指定医療機関での治療が
自己負担なしで受けられます。
(4) Bさんは健康保険の被保険者なので、業務上のけがには健康保険を
使えないこと、労災保険の手続きが必要なことなど、2つの制度の違いを説明する必要があります。
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【ほかの選択肢】
(1) 高額療養費は健康保険の制度で、業務災害には使いません。
労災保険の療養補償給付には自己負担がありません。 誤り
(2) 傷病手当金も健康保険の給付で、業務外の病気・けがによる
休業が対象です。業務災害で休む場合は、労災保険の休業補償給付を受けます。 誤り
(5) 公費負担医療は、難病や結核、障害などを対象とする制度で、
Bさんの業務上のけがには当たりません。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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