「持続可能な開発目標」(SDGs)がターゲットとしている「極度の貧困」の参照基準として,最も適切なものを1 つ選びなさい…
社会福祉の原理と政策 第22問
「持続可能な開発目標」(SDGs)がターゲットとしている「極度の貧困」の参照基準として,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)ラウントリー(Rowntree, B.S.)が貧困調査で使用した「第1 次貧困」
- (2)経済協力開発機構(OECD)で使用される「相対的貧困率」
- (3)国連開発計画(UNDP)で使用される「人間開発指数」
- (4)世界銀行で使用される「国際貧困線」
- (5)タウンゼント(Townsend, P.)が貧困調査で使用した「相対的剥奪指標」
正答 (4)
正答は (4)。最も適切なのはこれです。
SDGsの目標1のターゲット1.1は、「現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困」を2030年までにあらゆる場所で終わらせることです。この「極度の貧困」の基準は、世界銀行が定める国際貧困線です(2022年に1日2.15ドルに改定)。
【ほかの選択肢】
(1) ラウントリーの「第1次貧困」は、イギリスのヨーク市の調査で
用いた、肉体を維持するのに必要な最低限の水準にも満たない
状態を指します。SDGsの参照基準ではありません。 誤り
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(2) OECDの相対的貧困率は、等価可処分所得の中央値の
半分(貧困線)に満たない人の割合で、主に先進国の比較に使われます。 誤り
(3) UNDPの人間開発指数は、健康(平均寿命)・教育・
所得から国の開発の度合いを示す指数です。 誤り
(5) タウンゼントの相対的剥奪指標は、その社会で普通とされる
生活様式からどれだけ外れているかで貧困をとらえる
ものです。 誤り
※2026年10月時点では、国際貧困線は2025年6月に
1日3.00ドルに改定されています。
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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