バートレット(Bartlett, H.)が示したソーシャルワークに関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい…
ソーシャルワークの基盤と専門職(専門) 第109問
バートレット(Bartlett, H.)が示したソーシャルワークに関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
- (1)クライエントの自我の変化のための診断と介入による実践として示した。
- (2)ケースワーク,グループワーク,コミュニティワークのそれぞれの専門家を必要に応じて組み合わせるコンビネーションアプローチを提唱した。
- (3)診断主義と機能主義の折衷主義として,問題を持つ人が,専門職がいる場所で支援を受ける過程であると示した。
- (4)価値,知識,介入方法の可視化された総体であり,それらは個別の方法としても分離可能であるとした。
- (5)社会的役割と関係性の中での人々の機能に焦点を当て,環境との関係を重視することを示した。
正答 (5)
正答は (5)。最も適切なのはこれです。
バートレットは『ソーシャルワーク実践の共通基盤』(1970年)で、ソーシャルワークの焦点を「社会生活機能」に置きました。人々が社会的な役割や関係の中で、環境からの要求にどう対処しているかという、人と環境との関係を重視する考え方です。また、価値と知識の総体を実践の共通基盤ととらえました。
【ほかの選択肢】
(1) クライエントの自我の変化を目指す診断と介入は、精神分析の
影響を受けた診断主義の考え方です。 誤り
(2) ケースワーク・グループワーク・コミュニティワークの専門家を
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組み合わせる考え方は、方法の統合化の初期の形(コンビネーション・アプローチ)として整理されるもので、バートレットの提唱ではありません。 誤り
(3) 診断主義と機能主義を折衷し、問題を持つ人が、ある場所で、
過程を通して援助を受けるとしたのは、パールマンの問題解決アプローチ(4つのP)です。 誤り
(4) バートレットは、価値・知識・介入方法を個別の方法に分けて
考えるのではなく、ソーシャルワーク全体に共通する基盤としてとらえようとしました。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
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