「バークレイ報告」の内容として,最も適切なものを1 つ選びなさい。…
ソーシャルワークの基盤と専門職(専門) 第112問
「バークレイ報告」の内容として,最も適切なものを1 つ選びなさい。(注) 「バークレイ報告」とは,1982 年の「Social Workers:Their Role and Tasks」のことである。
- (1)年齢やカテゴリー別の援助ではなく,家族全体を視野に入れた,総合的なアセスメントに基づく家族ソーシャルワークの実施を強調した。
- (2)地方自治体の議会にソーシャルサービス委員会を設置することが必要であると指摘した。
- (3)ソーシャルワーカーの任務として,それぞれが責任を持つ地理的範囲やクライエントのためのネットワークを見いだすとともに,必要があれば作り出すことに関心を持たなければならないとされた。
- (4)地域ケア計画を作成するにあたり,ケースマネジメントの技能を応用し,明確な財源システムを目指すことが期待された。
- (5)福祉サービスと保健医療改革を一体的に法定化し,継ぎ目のないサービスの提供を目標とした。
正答 (3)
正答は (3)。最も適切なのはこれです。
バークレイ報告(1982年)は、ソーシャルワーカーの役割として、地域を基盤としたコミュニティ・ソーシャルワークを提唱しました。ソーシャルワーカーは、自分が責任をもつ地域やクライエントのためのネットワーク(家族・近隣・友人・ボランティアなどのインフォーマルな支え合い)を見いだし、必要なら作り出すことに関心を持たなければならないとしました。
【ほかの選択肢】
(1) 年齢や対象別ではなく、家族全体を対象とする総合的な
サービスを打ち出したのは、1968年のシーボーム報告です。 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 地方自治体にソーシャルサービス部局とその委員会を置くことにつながる
提言を行ったのも、シーボーム報告です(1970年の地方自治体社会サービス法で実現)。 誤り
(4) 地方自治体がコミュニティケア計画を作り、ケアマネジメントを
導入するよう提言したのは、1988年のグリフィス報告です。 誤り
(5) 保健医療とコミュニティケアの改革を一体として法定化したのは、
1990年の国民保健サービス及びコミュニティケア法です。 誤り
出典:社会福祉士国家試験 第37回(令和6年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ
最終更新日
「ソーシャルワークの基盤と専門職(専門)」のほかの問題
- 第38回(令和7年度) 第112問事例を読んで,Bさんが通院する病院のAソーシャルワーカーの判断として,次の記述のうち,適
- 第38回(令和7年度) 第113問事例を読んで,次の記述のうち,就労継続支援A型事業所のA生活支援員(社会福祉士)が,Bさ
- 第38回(令和7年度) 第114問ジェネラリストソーシャルワークに関する次の記述のうち,適切なものを2 つ選びなさい。
- 第38回(令和7年度) 第109問バートレット(Bartlett, H.)が示したソーシャルワークに関する次の記述のうち,
- 第38回(令和7年度) 第110問事例を読んで,A市(政令市)またはA市が設置する機関でBさんに対応する職員として,次のう
- 第38回(令和7年度) 第111問次の記述のうち,メゾレベルの実践として示されたものとして,適切なものを2 つ選びなさい。
スポンサーリンク

