事例を読んで,A社会福祉士を中心に実施した一連の取組において重視した次の考え方のうち,適切なものを2 つ選びなさい。…

福祉サービスの組織と経営 第125問

事例を読んで,A社会福祉士を中心に実施した一連の取組において重視した次の考え方のうち,適切なものを2 つ選びなさい。〔事 例〕B障害福祉施設では,中堅・ベテラン職員による「経験に基づく支援・業務」が最も重視され,若手職員が育成されないまま離職してしまうということが相次いだ。そこでAは,会議を定期的に開催して,他の職員と一緒に特に定型的な業務にかかる時間を測定し,不適切な手順や無駄な動作のある業務を洗い出し,効率的な方法を検討した。また,利用者の特性に応じた支援マニュアルなどを作成した。会議は継続して行われ,支援方法の改善や不要な業務の廃止に取り組んだ。会議での議論の積み重ねから,法人理念の改訂について,理事会へ提案するなどの活動にも至った。これら一連の取組の中で,職員間のコミュニケーションも増え,職員の定着率も上がっていった。

正答 (3)(4)
正答は (3)と(4)。適切なのはこの2つです。 (4) Aたちは、定型的な業務の時間を測り、無駄な動作や手順を 洗い出して効率的な方法を検討し、マニュアルを作りました。 作業の時間と動作を分析して標準化するのは、テイラーの科学的管理法の考え方です。 (3) さらに、会議を重ねて支援方法を改め、不要な業務をやめ、 法人理念の改訂の提案にまで至りました。行動の改善にとどまらず、その前提となる考え方や枠組みそのものを問い直す学習は、ダブル・ループ学習です。 【ほかの選択肢】 (1) エンゲージメントは、職員が仕事や組織に熱意をもって関わる
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状態のことです。職員の定着は取組の結果として表れていますが、取組の中で重視した考え方ではありません。 誤り (2) リスキー・シフトは、集団で決めると個人で決めるより 危険の大きい決定に傾きやすいという現象です。 誤り (5) ハインリッヒの法則は、1件の重大な事故の背後に29件の 軽微な事故と300件のヒヤリ・ハットがあるという、事故防止の考え方です。 誤り

出典:社会福祉士国家試験 第38回(令和7年度)(公益財団法人 社会福祉振興・試験センター 公表試験問題)出典元ページ

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