生活歯の漂白処置中の口腔内写真(別冊No. 10)を別に示す。…
B問題 第34問
生活歯の漂白処置中の口腔内写真(別冊No. 10)を別に示す。矢印で示した薬剤の作用機序はどれか。1 つ選べ。
- (1)緩衝作用
- (2)酸化作用
- (3)清掃作用
- (4)極性化作用
- (5)キレート作用
正答 (2)
正答は (2)。過酸化水素は分解して生じるラジカルなどで色素の分子を酸化し、分解して色を薄くします。
【見るところ】
前の問題と同じ写真です。歯肉を保護材で覆い、歯面に塗った赤い薬剤(過酸化水素)を矢印が指しています。
着色の原因になる有機の色素は、二重結合が連なった大きな分子です。過酸化水素がエナメル質・象牙質にしみ込み、酸化でこの結合を切って小さな無色に近い分子にします。
【ほかの選択肢】
(1) 緩衝作用はpHの変化を抑える働きで、漂白の仕組みではないので 誤り
(3) 清掃作用は表面の汚れを落とすことで、歯の内部の色素は分解できないので 誤り
(4) 極性化作用は漂白の作用機序として使われる言葉ではないので 誤り
(5) キレート作用はEDTAなどがカルシウムを捕える働きなので 誤り
出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問34(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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