35 歳の女性。上顎右側第一小臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。10年前にかかりつけ歯科医で処置を受けたが、2 …

B問題 第47問

35 歳の女性。上顎右側第一小臼歯の咬合時の違和感を主訴として来院した。10年前にかかりつけ歯科医で処置を受けたが、2 週前から自覚するようになったという。自発痛はないが、打診に反応がある。プロービング深さは全周3 mm 以下であった。診察の結果、慢性根尖性歯周炎と診断した。初診時の口腔内写真(別冊No. 17A)とエックス線画像(別冊No. 17B)を別に示す。原因として考えられるのはどれか。3 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第47問の写真
正答 (2)(3)(5)
正答は (2)と(3)と(5)。根管充塡が不十分で、冠に不適合や欠損があり、そこから細菌が根管に入る(コロナルリーケージ)ことが原因と考えられます。 【見るところ】 口蓋側面観で、冠の咬頭付近に穴が開き、中の金属が見えています。補綴装置が不適合・破損していると読めます。X線画像では支台築造の下の根管充塡が細く、緊密に詰まっていないように見えます。頰側の前装面は欠けていません。 冠の隙間から唾液と細菌が根管に入り、不十分な根管充塡を伝わって根尖に届くと、根尖性歯周炎が再び起こります。 【ほかの選択肢】
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(1) 頰側の前装部は欠けておらず、前装の破損は根尖病変の原因にもならないので 誤り (4) プロービング深さは全周3 mm以下で、辺縁の歯槽骨の吸収を示す所見がないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問47(厚生労働省 公表)出典元ページ

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