49 歳の女性。下顎左側第一大臼歯のブラッシング時の出血と痛みを主訴として来院した。4 か月前から自覚していたがそのまま…

B問題 第71問

49 歳の女性。下顎左側第一大臼歯のブラッシング時の出血と痛みを主訴として来院した。4 か月前から自覚していたがそのままにしていたという。歯周基本治療後の再評価の結果、プロービング深さが全周3 mm 以下となり、補綴処置を行うこととした。初診時の口腔内写真(別冊No. 28)を別に示す。6 に行う補綴前処置で適切なのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第71問の写真
正答 (3)
正答は (3)。6の頰側には角化した付着歯肉がほとんどないので、補綴の前に遊離歯肉移植術で付着歯肉をつくります。 【見るところ】 6の頰側では、可動性の歯槽粘膜が冠の縁のすぐ近くまで来ており、角化歯肉の幅がほとんどありません。 付着歯肉が足りないと、冠の縁の清掃がしにくく、ブラッシングで痛みや出血が起こりやすくなります。口蓋から採った上皮付きの歯肉を移植し、付着歯肉の幅を広げ、口腔前庭も深くします。 【ほかの選択肢】 (1) 新付着術はポケットの掻爬で、ポケットは3 mm以下で必要がないので 誤り
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(2) フラップ手術も深いポケットの処置で、ここでは必要ないので 誤り (4) 歯肉弁側方移動術は隣の歯に十分な角化歯肉が要り、1歯の退縮の根面被覆に使うので 誤り (5) 歯肉弁歯冠側移動術は根面被覆の術式で、角化歯肉の幅が足りないときには使いにくいので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問71(厚生労働省 公表)出典元ページ

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