72 歳の男性。食事時のむせを主訴として来院した。脳梗塞の既往があり、脳神経内科に通院中であるという。口腔機能検査では異…

B問題 第85問

72 歳の男性。食事時のむせを主訴として来院した。脳梗塞の既往があり、脳神経内科に通院中であるという。口腔機能検査では異常が認められなかったものの、嗄声を生じていたので耳鼻咽喉科医に精査を依頼した。嚥下内視鏡検査の結果、液体摂取時に誤嚥が認められたため、機能改善を目指した訓練を行うこととした。安静時と「イ」発声時の嚥下内視鏡画像(別冊No. 37)を別に示す。推奨されるのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第85問の図
正答 (3)
正答は (3)。片側の声帯が動かず発声時に声門が閉じきらない声帯麻痺なので、声門の閉鎖を強めるプッシング訓練を行います。 【見るところ】 「イ」の発声時にも声帯のあいだに隙間が残り、声門が閉じきっていません。片側の声帯の動きが悪いと読めます。 嗄声と液体の誤嚥は、声門閉鎖不全で気道を守れないことを示します。プッシング訓練は、壁や机を押す・物を持ち上げるなどの力を入れた動作に合わせて強く発声し、声門を閉じる力を高めます。 【ほかの選択肢】 (1) 咀嚼訓練は咀嚼の障害に行い、口腔機能に異常はないので 誤り
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(2) 舌抵抗訓練は舌の筋力の低下に行うので 誤り (4) バルーン拡張訓練は輪状咽頭筋の開大不全に行うので 誤り (5) ブローイング訓練は鼻咽腔閉鎖不全に行うので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問85(厚生労働省 公表)出典元ページ

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