前歯部正中離開を主訴として来院した女児の口腔内写真(別冊No. 21A)とエックス線画像(別冊No. 21B)を別に示す…

C問題 第56問

前歯部正中離開を主訴として来院した女児の口腔内写真(別冊No. 21A)とエックス線画像(別冊No. 21B)を別に示す。適切な対応はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第56問の写真
正答 (1)
正答は (1)。上顎の犬歯が正中寄りに傾いて埋伏し、中切歯の根のあいだを押して正中離開を起こしているので、開窓して犬歯を正しい位置に牽引します。 【見るところ】 パノラマX線画像Bで、上顎の正中付近の高い位置に、斜め(水平に近い向き)に傾いた埋伏犬歯が見えます。口腔内写真Aでは上顎の正中離開があり、側方の写真で犬歯が萌出していない部分があります。 埋伏犬歯は、歯根の形成が残り、牽引の道筋が取れるなら、開窓して矯正力で歯列に導き、歯を保存します。犬歯は歯列の形と咬合の誘導に大切な歯です。
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【ほかの選択肢】 (2) 第一小臼歯を抜いても埋伏犬歯の位置は直らないので 誤り (3) 側切歯を抜く理由はなく、正中離開の原因の除去にならないので 誤り (4) 牽引できる犬歯を抜くのは最後の手段なので 誤り (5) 第二小臼歯の牽引を必要とする所見はないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問56(厚生労働省 公表)出典元ページ

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