80 歳の女性。2 年ぶりに上顎残根上全部床義歯装着後の定期検診で来院した。7 付近の粘膜の口腔内写真(別冊No. 22…

C問題 第57問

80 歳の女性。2 年ぶりに上顎残根上全部床義歯装着後の定期検診で来院した。7 付近の粘膜の口腔内写真(別冊No. 22A)、ガーゼで粘膜を拭った後の口腔内写真(別冊No. 22B)及び使用中の義歯の写真(別冊No. 22C)を別に示す。最初に行う対応はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第57問の写真(1/2)歯科医師 2023年(令和5年) 第57問の写真(2/2)
正答 (4)
正答は (4)。残根の周りの粘膜に付いた白い付着物はガーゼで拭えば取れ、義歯も汚れているので、まず義歯の清掃のしかたを指導します。 【見るところ】 写真Aでは、上顎臼歯部の残根(金属で覆われた根面板)の周りの粘膜に白い点状の付着物があり、写真Bではガーゼで拭うと取れて、下の粘膜はやや赤い程度です。写真Cの義歯には歯石や着色が多く付いています。 拭い取れる白い付着物は、プラークや食渣、偽膜性のカンジダなどで、義歯の汚れが原因になります。義歯を外して清掃し、夜間は外して洗浄剤につけることなどを指導するのが最初の対応です。
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【ほかの選択肢】 (1) 拭えば取れる付着物で、腫瘍を疑う所見ではないので、生検はまだ要らないので 誤り (2) 原因の義歯の汚れを放置することになるので 誤り (3) 細菌感染の所見はなく、抗菌薬は原因の対処にならないので 誤り (5) ステロイド軟膏はカンジダを悪くするおそれがあり、原因の対処にもならないので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問57(厚生労働省 公表)出典元ページ

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