71 歳の男性。上顎左側第一大臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。自発痛はないが、軽度の咬合痛があるという。初診時の口腔…
A問題 第28問
71 歳の男性。上顎左側第一大臼歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。自発痛はないが、軽度の咬合痛があるという。初診時の口腔内写真(別冊No. 5A)とエックス線画像(別冊No. 5B)を別に示す。診断に必要なのはどれか。3 つ選べ。
- (1)温度診
- (2)麻酔診
- (3)歯髄電気診
- (4)プロービング
- (5)レーザー蛍光強度測定
正答 (1)(3)(4)
正答は (1)と(3)と(4)。歯肉の腫脹が歯髄の病気から来たのか、歯周病から来たのかを分けるため、歯髄の生死とポケットの深さを調べます。
【見るところ】
A:上顎左側第一大臼歯の頰側の根尖寄りの歯肉と、口蓋側の歯肉に腫脹(瘻孔のような膨らみ)があります。歯冠には大きな修復物があります。
B:根の周りから根尖に及ぶ透過像があり、歯槽骨が大きく失われていると読めます。
歯内-歯周病変を疑う場面です。温度診と歯髄電気診で歯髄が生きているかを確かめ、プロービングでポケットの深さと根尖まで届く深いポケットの有無を調べると、歯内病変・歯周病変・両方の合併のどれかを判断できます。
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【ほかの選択肢】
(2) 麻酔診 どの歯が痛むか分からないときに痛む歯を絞り込む検査で、痛む歯ははっきりしているので 誤り
(5) レーザー蛍光強度測定 小窩裂溝のう蝕の深さを推し量る検査なので 誤り
出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問28(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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