かかりつけ歯科医でエックス線異常像を指摘されて来院した患者のエックス線画像(別冊No. 22)を別に示す。自覚症状はなく…

A問題 第66問

かかりつけ歯科医でエックス線異常像を指摘されて来院した患者のエックス線画像(別冊No. 22)を別に示す。自覚症状はなく、腫脹も認められない。下顎両側中切歯は歯髄電気診で生活反応を示した。適切な対応はどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第66問の図
正答 (1)
正答は (1)。下顎前歯の根尖部に透過像と不透過像が混ざり、歯髄が生きているので、セメント質骨性異形成症と考え経過を観察します。 【見るところ】 下顎両側中切歯の根尖の周りに、透過帯に囲まれた不透過の塊があり、透過と不透過が混ざった像です。歯根膜腔や歯根との連続ははっきりしません。 セメント質骨性異形成症(根尖性)は中年の女性の下顎前歯部に多く、初めは透過像、次第に不透過像が混ざります。歯は生活歯で、症状も無いのが特徴です。治療は要らず、定期的にエックス線画像で経過をみます。感染すると治りにくいため、不要な外科処置は避けます。
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【ほかの選択肢】 (2) 抜髄 歯髄は生きていて、根尖病変ではないので 誤り (3) 摘出 症状の無い異形成症は手術を要しないので 誤り (4) 抜歯 歯の病気ではないので 誤り (5) 下顎辺縁切除 悪性腫瘍などに行う手術なので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問66(厚生労働省 公表)出典元ページ

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