3 か月の男児。哺乳困難を主訴として来院した。これまで母乳を飲んでいたが、数日前から哺乳を嫌がるようになったという。初診…
A問題 第83問
3 か月の男児。哺乳困難を主訴として来院した。これまで母乳を飲んでいたが、数日前から哺乳を嫌がるようになったという。初診時の口腔内写真(別冊No. 30)を別に示す。適切な対応はどれか。2 つ選べ。
- (1)抗菌薬の投与
- (2)人工乳への変更
- (3)水分補給の指示
- (4)ビタミンB 製剤の投与
- (5)副腎皮質ステロイド軟膏の塗布
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。
【見るところ】
3か月の乳児の口腔内写真で、硬口蓋の後方寄りに、黄白色の偽膜におおわれた楕円形の小さな潰瘍があります。
乳首や哺乳瓶の乳首、清拭のガーゼなどで口蓋の粘膜がこすれてできる、Bednar アフタと考えられます。痛みのため哺乳を嫌がるようになります。治療は、副腎皮質ステロイド軟膏を塗って炎症と痛みを抑え、哺乳量が減っている間は脱水にならないよう水分を補給させることです。原因の機械的な刺激(乳首の形や硬さ、口の中のふき方)も見直します。
【ほかの選択肢】
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(1) 抗菌薬の投与 細菌感染ではない 誤り
(2) 人工乳への変更 乳の種類は原因ではない。母乳を続けてよい 誤り
(4) ビタミンB製剤の投与 ビタミンの不足による病変ではない 誤り
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問83(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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