68 歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は10 年前に製作し、破折による修理を繰り返したという。上顎前…
C問題 第30問
68 歳の男性。咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は10 年前に製作し、破折による修理を繰り返したという。上顎前歯部ブリッジの再製作も希望している。診察の結果、④ ③ 2 ① ① ②ブリッジと7-5 3-7の可撤性義歯を製作することとした。現在装着している義歯とプロビジョナルレストレーションを撤去した状態の口腔内写真(別冊No. 8A)と製作中のブリッジの写真(別冊No. 8B)を別に示す。この後に行う治療・製作過程を示す。①→②→咬合採得→ブリッジの研磨→フレームワーク製作→人工歯排列→ブリッジ・ろう義歯試適→③→④→⑤④に入るのはどれか。1 つ選べ。ただし、①~⑤はa~eのいずれかに該当する。
- (1)義歯の装着
- (2)ブリッジの試適
- (3)ブリッジの装着
- (4)義歯の重合・研磨
- (5)義歯の精密印象採得
正答 (3)
正答は (3)。ブリッジの装着です。
【見るところ】
口腔内写真(別冊No. 8A)では、上顎の前歯部に支台歯が並び、両側の臼歯部が欠損しています。製作中のブリッジ(別冊No. 8B)は、前装冠の舌側に金属の部分があり、可撤性義歯の支台装置(レスト・ガイドプレーン)を受ける形が付与されています。
ブリッジと部分床義歯を組み合わせるときは、ブリッジの形が義歯の設計を左右するので、まずブリッジを仕上げ、その上で義歯をつくります。手順は次のとおりです。
①ブリッジの試適
②義歯の精密印象採得(ブリッジを口の中に入れたまま、義歯の型をとる)
解説の続きをみる続きを閉じる
咬合採得→ブリッジの研磨→フレームワーク製作→人工歯排列→ブリッジ・ろう義歯試適
③義歯の重合・研磨
④ブリッジの装着
⑤義歯の装着
義歯はブリッジに合わせてつくるので、義歯の完成を待ってからブリッジを装着し、最後に義歯を装着します。④はブリッジの装着です。
【ほかの選択肢】
(1) 義歯の装着 最後の⑤ 誤り
(2) ブリッジの試適 最初の① 誤り
(4) 義歯の重合・研磨 ろう義歯試適の後の③ 誤り
(5) 義歯の精密印象採得 ブリッジの試適の後の② 誤り
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問30(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「C問題」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第16問治療によって機能の改善が期待できるのはどれか。1 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第45問74 歳の男性。歯肉からの出血を主訴として来院した。数年前から気付いていたがそのままにし
- 2023年(令和5年) 第73問抜歯後にアモキシシリン水和物とロキソプロフェンナトリウム水和物を投与したところ、3 日目
- 2025年(令和7年) 第11問成長に伴う口蓋の下方成長に最も関係するのはどれか。1 つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第44問器具の写真(別冊No. 12)を別に示す。ファーストオーダーベンドに用いるプライヤーはど
- 2025年(令和7年) 第76問61 歳の女性。上顎右側犬歯の歯肉腫脹を主訴として来院した。1 か月前から自覚していたが
スポンサーリンク


