上顎部分切除術が適応となるのはどれか。1 つ選べ。…
C問題 第57問
上顎部分切除術が適応となるのはどれか。1 つ選べ。
- (1)口蓋隆起
- (2)多形腺腫
- (3)エプーリス
- (4)悪性リンパ腫
- (5)歯原性粘液腫
正答 (5)
正答は (5)。歯原性粘液腫です。
歯原性粘液腫は顎骨の中にできる良性の歯原性腫瘍ですが、被膜がはっきりせず、周りの骨の中へしみ込むように広がる(局所侵襲性)ため、搔爬や摘出だけでは再発しやすい腫瘍です。エックス線では多房性の透過像で、中に細い隔壁が「テニスラケット状」「石けんの泡状」にみられます。上顎にできたものは、周囲の健康な骨を含めて切除する上顎部分切除術(下顎なら辺縁切除・区域切除)の適応になります。
【ほかの選択肢】
(1) 口蓋隆起 骨の過形成で、義歯の妨げになるときに隆起だけを削除する 誤り
解説の続きをみる続きを閉じる
(2) 多形腺腫 口蓋にできたものは被膜ごと、骨膜を含めて腫瘍を切除する。顎骨の切除は通常必要ない 誤り
(3) エプーリス 歯肉の良性の腫瘤。骨膜・歯根膜を含めて切除し、原因歯の抜歯を行うこともある 誤り
(4) 悪性リンパ腫 化学療法・放射線治療が主体で、手術は生検(診断)のため 誤り
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問57(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「C問題」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第36問金属焼付用陶材の成分と役割の組合せで正しいのはどれか。3 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第66問9 歳の男児。かかりつけ歯科医で過剰歯を指摘され来院した。全顎的に精査するためパノラマエ
- 2025年(令和7年) 第4問幼児の仕上げ磨きに適したブラッシング法はどれか。1 つ選べ。
- 2025年(令和7年) 第33問77 歳の男性。食事中のむせを主訴として来院した。1 年前に脳梗塞を発症したが、現在はリ
- 2025年(令和7年) 第64問86 歳の男性。上顎全部床義歯の不適合を主訴として来院した。新義歯製作目的で印象採得中に
- 2023年(令和5年) 第9問ステージとグレードによる歯周病の分類でステージの基準になるのはどれか。1 つ選べ。
スポンサーリンク

