夜間の歯ぎしりを訴えて受診した患者の初診時の口腔内写真(別冊No. 6A)、口腔内装置装着時の口腔内写真(別冊No. 6…
A問題 第25問
夜間の歯ぎしりを訴えて受診した患者の初診時の口腔内写真(別冊No. 6A)、口腔内装置装着時の口腔内写真(別冊No. 6B)及び装着後1 か月経過した装置の写真(別冊No. 6C)を別に示す。夜間のみ装着するよう指導しており、問題なく使用できているという。患者への説明で適切なのはどれか。1 つ選べ。
- (1)「日中も使ってください」
- (2)「このまま使ってください」
- (3)「上顎用の装置も作ります」
- (4)「すり減っている部分を削ります」
- (5)「あと1 か月使うと歯ぎしりが止まります」
正答 (2)
正答は (2)。「このまま使ってください」です。
【見るところ】
A:咬頭嵌合位と右側方滑走時の写真で、上顎右側犬歯の尖頭がすり減り、側方滑走時に臼歯部まで接触しています。
B:下顎の歯列全体をおおう硬いレジンのスプリント(スタビライゼーション型)を装着しています。
C:1か月後の装置には、タッピングの印記(青)と側方滑走の印記(赤)が小さく散らばっているだけで、破損や大きなすり減り、穴はありません。
夜間のブラキシズムに対するスプリントは、歯や修復物のすり減りを防ぎ、顎や歯にかかる力を分散させるために使います。夜間だけ使うよう指導して問題なく使えており、装置の状態も保たれているので、このまま使い続けてもらい、定期的に装置を点検します。
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【ほかの選択肢】
(1) 「日中も使ってください」 夜間の歯ぎしりへの装置で、日中に使う必要はない。日中のくいしばりには、癖に気づいてやめる指導を行う 誤り
(3) 「上顎用の装置も作ります」 片顎の装置で十分。上下に入れる必要はない 誤り
(4) 「すり減っている部分を削ります」 装置に問題になるすり減りはない 誤り
(5) 「あと1か月使うと歯ぎしりが止まります」 スプリントは歯ぎしりを治すものではなく、歯や顎を守るもの 誤り
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問25(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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