64 歳の男性。上顎右側第一小臼歯の欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、インプラント義歯による補綴歯科治…
A問題 第30問
64 歳の男性。上顎右側第一小臼歯の欠損による咀嚼困難を主訴として来院した。診察の結果、インプラント義歯による補綴歯科治療を行うこととした。上部構造の精密印象採得を行う直前の口腔内写真(別冊No. 8A)と試適後の個人トレー(別冊No. 8B)を別に示す。次に示す5 つのステップで、3 番目に行うのはどれか。1 つ選べ。
- (1)印象材の注入
- (2)印象体の撤去
- (3)接着材の塗布
- (4)固定用スクリューの撤去
- (5)インプラントアナログの連結
正答 (4)
正答は (4)。固定用スクリューの撤去です。
【見るところ】
A:インプラント体に、長い固定用スクリュー(ガイドピン)で印象用コーピングが締めつけられています。両隣の歯にはブロックアウトの赤いワックスがあります。
B:個人トレーには、スクリューの頭を外へ出すための穴があいています。
トレーに穴をあけて固定用スクリューを外へ出す、オープントレー法(ピックアップ印象)です。手順は次のとおりです。
1 トレーに接着材を塗る
2 印象材を注入して(コーピングの周りとトレーに入れて)トレーを口に入れ、硬化させる
解説の続きをみる続きを閉じる
3 トレーの穴から固定用スクリューをゆるめて撤去する
4 印象体を撤去する(コーピングは印象の中に残る)
5 印象の中のコーピングにインプラントアナログを連結し、作業用模型をつくる
したがって3番目はスクリューの撤去です。
【ほかの選択肢】
(1) 印象材の注入 2番目 誤り
(2) 印象体の撤去 4番目。スクリューを外さないと印象体は外れない 誤り
(3) 接着材の塗布 1番目 誤り
(5) インプラントアナログの連結 5番目。印象体を撤去したあとに行う 誤り
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問30(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「A問題」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第30問排卵後に基礎体温を上昇させるのはどれか。1 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第60問義歯床用アクリルレジンの重合前後の模式図を示す。図中の円形はモノマーを表し、円形内の二重
- 2023年(令和5年) 第88問85 歳の女性。下顎義歯の咀嚼困難を主訴として来院した。使用中の義歯は約8年前に製作した
- 2025年(令和7年) 第25問35 歳の女性。就寝時の歯ぎしりを主訴として来院した。診察の結果、ある装置を就寝時に装着
- 2025年(令和7年) 第57問乳歯外傷の特徴はどれか。2 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第2問歯肉溝滲出液中の抗体で最も多いのはどれか。1 つ選べ。
スポンサーリンク


