義歯床用アクリルレジンの重合前後の模式図を示す。図中の円形はモノマーを表し、円形内の二重線は二重結合を表している。点線で…

A問題 第60問

義歯床用アクリルレジンの重合前後の模式図を示す。図中の円形はモノマーを表し、円形内の二重線は二重結合を表している。点線で囲まれるのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2023年(令和5年) 第60問の表
正答 (4)
正答は (4)。点線は、二重結合を2つ持つモノマーが2本の高分子鎖をつなぐ架橋剤で、EGDMA(エチレングリコールジメタクリレート)です。 【見るところ】 重合前:ほとんどの円(モノマー)は二重結合を1つ持ちますが、点線の中は2つの円がつながり、二重結合を2つ持っています。 重合後:点線の中の2つの円が、別々の鎖に組み込まれて鎖どうしをつないでいます。 義歯床用レジンの液には、MMA に少量の EGDMA が加えてあります。鎖どうしが架橋されると、レジンの強さが増し、溶剤に溶けにくくなり、ひび(クレージング)も起きにくくなります。
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【ほかの選択肢】 (1) BPO 過酸化ベンゾイルで、重合を開始させる開始剤なので 誤り (2) MMA 二重結合が1つで、鎖をつくる主なモノマーなので 誤り (3) HEMA 親水性のモノマーで、接着の前処理材などに使うので 誤り (5) VBATDT 貴金属の接着に使う機能性モノマーなので 誤り

出典:2023年(令和5年) 歯科医師国家試験 問60(厚生労働省 公表)出典元ページ

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