コバルトクロム合金ワイヤーをベンディング後に加熱する目的はどれか。2 つ選べ。…
A問題 第59問
コバルトクロム合金ワイヤーをベンディング後に加熱する目的はどれか。2 つ選べ。
- (1)成形性の促進
- (2)弾性限の上昇
- (3)超弾性の発現
- (4)時効硬化の発現
- (5)弾性係数の低下
正答 (2)(4)
正答は (2)と(4)。
コバルトクロム合金のワイヤー(エルジロイなど)は、軟らかい状態で曲げやすく、曲げたあとに熱処理(数百℃で短時間)をすると、合金の中に析出物ができて硬くなる時効硬化(析出硬化)が起こります。その結果、弾性限が上がり、強い力を加えても永久変形しにくい、ばねとして働きやすい状態になります。さらに、曲げたときにたまったひずみが取れる(応力除去)効果もあります。
【ほかの選択肢】
(1) 成形性の促進 熱処理の後は硬くなり、曲げにくくなる 誤り
(3) 超弾性の発現 超弾性はニッケルチタン合金の性質 誤り
(5) 弾性係数の低下 熱処理で弾性係数はほとんど変わらない 誤り
出典:2024年(令和6年) 歯科医師国家試験 問59(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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