コンポジットレジンと象牙質との接着界面の走査電子顕微鏡像(別冊No. 13)を別に示す。矢印間の構造物の機能で正しいのは…
C問題 第46問
コンポジットレジンと象牙質との接着界面の走査電子顕微鏡像(別冊No. 13)を別に示す。矢印間の構造物の機能で正しいのはどれか。2 つ選べ。
- (1)外来刺激の遮断
- (2)スミヤー層の除去
- (3)レジンの重合促進
- (4)コラーゲン線維の溶解
- (5)微細機械的保持の獲得
正答 (1)(5)
正答は (1)と(5)。
【見るところ】
上がコンポジットレジン、下が象牙質で、象牙細管の中にレジンタグが伸びています。矢印の間は、レジンと象牙質の境にある、細かく網目状に見える層で、樹脂含浸層(ハイブリッド層)です。
樹脂含浸層は、象牙質の表面を脱灰して露出したコラーゲン線維の網目の中に、ボンディング材(レジン)がしみこんで固まった層です。レジンタグとともにレジンと象牙質を微細機械的にかみ合わせて保持し、象牙細管の入口を封鎖するので、外からの刺激(細菌・温度・浸透圧など)を歯髄へ伝えにくくします。
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【ほかの選択肢】
(2) スミヤー層の除去 スミヤー層は、樹脂含浸層ができる前に酸処理やセルフエッチングプライマーで除去・改質される。樹脂含浸層の機能ではない 誤り
(3) レジンの重合促進 重合は光照射や重合開始剤で起こる 誤り
(4) コラーゲン線維の溶解 コラーゲン線維は溶かさずに残し、その網目にレジンをしみこませる 誤り
出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問46(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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