補綴装置の脱離を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No. 33A)とエックス線画像(別冊No. 33B)を別に示す…

C問題 第77問

補綴装置の脱離を主訴として来院した患者の口腔内写真(別冊No. 33A)とエックス線画像(別冊No. 33B)を別に示す。感染歯質除去の次に行うのはどれか。1 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第77問の写真
正答 (1)
正答は (1)。隔壁形成です。 【見るところ】 口腔内写真(A)では、下顎の大臼歯の歯冠が大きく失われ、歯質は根管口の周りを薄く囲むだけで、着色した歯質が残っています。エックス線画像(B)では、近心根・遠心根に根管充塡材が入っています。 補綴装置が脱離したまま時間がたつと、根管充塡材が唾液にさらされ、根管が再び感染している可能性があります。感染歯質を除いた後、歯冠の失われた壁をレジンなどで補う隔壁を形成します。隔壁をつくると、ラバーダム防湿ができ、根管治療の間の仮封が確実になり、薬剤が漏れず唾液も入らないようにできます。そのうえで感染根管治療(再根管治療)を行い、支台築造へ進みます。
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【ほかの選択肢】 (2) 支台築造  根管の状態を確かめて根管治療を終えてから行う 誤り (3) 感染根管治療  隔壁をつくって防湿・仮封ができる状態にしてから行う 誤り (4) 歯冠長延長術  健全な歯質の高さが足りないときに考える処置で、感染歯質除去の直後に行うものではない 誤り (5) 歯根尖切除術  通常の根管治療で治らない根尖病変に行う外科処置 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問77(厚生労働省 公表)出典元ページ

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