44 歳の男性。下顎右側第二大臼歯遠心部歯肉の腫脹を主訴として来院した。3年前に下顎右側智歯を抜去し、1 年前から腫脹を…

D問題 第39問

44 歳の男性。下顎右側第二大臼歯遠心部歯肉の腫脹を主訴として来院した。3年前に下顎右側智歯を抜去し、1 年前から腫脹を繰り返していたがそのままにしていたという。初診時の口腔内写真(別冊No. 13A、B)とエックス線画像(別冊No. 13C)を別に示す。歯周組織検査結果の一部を表に示す。7に行う治療法で適切なのはどれか。2 つ選べ。

歯科医師 2025年(令和7年) 第39問の写真(1/2)歯科医師 2025年(令和7年) 第39問の写真(2/2)
正答 (3)(5)
正答は (3)と(5)。 【見るところ】 口腔内写真(A、B)では、下顎右側第二大臼歯の遠心の歯肉が赤く腫れています。エックス線画像(C)では、第二大臼歯の遠心に、根の方へ深く斜めに下がった垂直性の骨欠損があります。表では第二大臼歯の遠心で頰側8 mm・舌側6 mm の深いポケットと出血があります。 智歯の抜歯の後に、第二大臼歯の遠心に垂直性の骨欠損(骨縁下ポケット)が残った状態です。歯肉弁を剝離して根面と骨欠損を清掃するフラップ手術を行い、骨欠損にはエナメルマトリックスタンパク質(エムドゲイン®)を塗布して、歯周組織の再生を図ります。垂直性の骨欠損は再生療法のよい適応です。
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【ほかの選択肢】 (1) ENAP  ポケットの内壁を切り取る術式で、骨欠損を直接処置できない。骨縁上の浅いポケット向け 誤り (2) 歯肉切除術  骨縁上のポケットを切り取る術式で、骨縁下の欠損には使えない 誤り (4) 歯肉弁根尖側移動術  歯肉弁を根尖側に移してポケットをなくす切除療法で、骨欠損を再生させる術式ではない 誤り

出典:2025年(令和7年) 歯科医師国家試験 問39(厚生労働省 公表)出典元ページ

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