左滑車神経麻痺の患者で、内方回旋複視が最も強く出現するむき眼位はどれか。…

午前 第36問

左滑車神経麻痺の患者で、内方回旋複視が最も強く出現するむき眼位はどれか。

正答 (4)
正答は (4)。内方回旋複視が最も強く出るのは左下方視です。 滑車神経は上斜筋を支配します。上斜筋の働きは内方回旋・下転・外転で、麻痺すると左眼は外方回旋し、像は逆向き(内方回旋)に傾いて見えます。上斜筋は眼の視軸と斜めの向きに引くため、眼の向きで働きの割合が変わります。 左眼が外転したとき(左方視):回旋の働きが大きくなる 左眼が内転したとき(右方視):下転の働きが大きくなる したがって、回旋のずれ(回旋複視)は、左眼が外転して下を向く左下方視で最も大きくなります。上下のずれ(上下の複視)が最も大きいのは、左眼が内転して下を向く右下方視です。
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【ほかの選択肢】 (1) 左方視  外転位だが下方視ではないので、上斜筋の働く場面が少ない 誤り (2) 右下方視  上下の複視が最大になる向き。回旋の働きは小さい 誤り (3) 右上方視  上斜筋はほとんど働かない向き 誤り (5) 左上方視  上方視では上斜筋は働かない 誤り

出典:2023年(令和5年) 視能訓練士国家試験 問36(厚生労働省 公表)出典元ページ

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