画家のC. Monet〈C. モネ〉は白内障術前に赤い色調の絵を描き、白内障術後は青い色調の絵を描いたことで有名である。…
午前 第44問
画家のC. Monet〈C. モネ〉は白内障術前に赤い色調の絵を描き、白内障術後は青い色調の絵を描いたことで有名である。考えられるのはどれか。
- (1)色視症
- (2)色失語
- (3)色失認
- (4)大脳性色覚障害
- (5)後天赤緑色覚異常
正答 (1)
正答は (1)。考えられるのは色視症です。
白内障が進むと、水晶体が黄色から褐色に着色し、青い光(短い波長)を吸収します。このため、術前は世界が黄色っぽく、赤みがかって見えます(黄視症)。術後に着色した水晶体がなくなると、急に青い光が多く届くので、物が青っぽく見えることがあります(青視症)。どちらも、物に色が付いて見える色視症です。Monet の絵の色調の変化は、この例としてよく取り上げられます。
【ほかの選択肢】
(2) 色失語 誤り
色は分かるのに、色の名前と結びつけられない障害です。
解説の続きをみる続きを閉じる
(3) 色失認 誤り
色は見えているのに、その色が何かを認識できない障害です。
(4) 大脳性色覚障害 誤り
後頭葉の色を処理する領域(V4 など)の障害で、色が分からなくなる状態です。白内障では起こりません。
(5) 後天赤緑色覚異常 誤り
視神経の病気などでみられる色覚の障害です。白内障による着色は、おもに青の側の見え方に影響します。
出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問44(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
「午前」のほかの問題
- 2023年(令和5年) 第43問慢性進行性外眼筋麻痺について正しいのはどれか。2 つ選べ。
- 2023年(令和5年) 第68問28 歳の女性。全身性エリテマトーデスの治療でヒドロキシクロロキンの内服治療を開始した後
- 2025年(令和7年) 第18問正常両眼視の健常人が視標T を固視しているときのホロプタとPanum の融像感覚圏(別冊
- 2025年(令和7年) 第43問就学時の健康診断の実施を規定しているのはどれか。
- 2025年(令和7年) 第68問2歳の男児。未熟児網膜症の経過観察中である。縞視標を用いて視力検査を行ったところ、視角1
- 2023年(令和5年) 第18問観察者と対象物の視距離が長くなるほど、立体視の感度が低下する奥行き手がかりはどれか。2
スポンサーリンク

