観察者と対象物の視距離が長くなるほど、立体視の感度が低下する奥行き手がかりはどれか。2 つ選べ。…
午前 第18問
観察者と対象物の視距離が長くなるほど、立体視の感度が低下する奥行き手がかりはどれか。2 つ選べ。
- (1)重なりによる遮閉
- (2)大気遠近法
- (3)テクスチャの勾配
- (4)輻 湊
- (5)両眼視差
正答 (4)(5)
正答は (4)と(5)。視距離が長くなるほど働きにくくなるのは、輻湊と両眼視差です。
輻湊は、近くを見るときに両眼が寄る角度から距離を知る手がかりです。遠くでは両眼の視線がほとんど平行になり、距離が変わっても角度がほとんど変わらないので、近い距離でしか役に立ちません。両眼視差(左右の網膜像のずれ)は、両眼の間隔を a、視距離を d、奥行きの差を Δd とすると、おおよそ a×Δd÷d² です。視差は距離の2乗に反比例して小さくなるので、遠いものほど奥行きを感じにくくなります。
【ほかの選択肢】
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(1) 重なりによる遮閉 手前のものが奥のものを隠す。距離に関係なく使える単眼の手がかり 誤り
(2) 大気遠近法 遠くのものほどかすんで青っぽく見える。むしろ遠くで働く手がかり 誤り
(3) テクスチャの勾配 模様のきめが遠くほど細かく見える。遠くの広い範囲でも使える単眼の手がかり 誤り
出典:2023年(令和5年) 視能訓練士国家試験 問18(厚生労働省 公表)出典元ページ
最終更新日
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