異常神経再生がみられるのはどれか。…

午前 第43問

異常神経再生がみられるのはどれか。

正答 (4)
正答は (4)。異常神経再生がみられるのは動眼神経麻痺です。 動眼神経は、上直筋・下直筋・内直筋・下斜筋・上眼瞼挙筋・瞳孔括約筋など多くの筋を支配します。外傷や動脈瘤の圧迫などで神経が傷ついたあと、再生する線維が本来とは別の筋に誤ってつながることがあり、これを異常神経再生(過誤支配)といいます。 内転や下方視のときに上眼瞼が上がる(偽 Graefe 徴候) 内転や上下転のときに縮瞳する(偽 Argyll Robertson 瞳孔) などの、本来は連動しない動きがみられます。糖尿病などの虚血による動眼神経麻痺では、ふつう起こりません。
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【ほかの選択肢】 (1) 開散麻痺 誤り 遠見で内斜視が大きくなる核上性の障害で、神経の再生の問題ではありません。 (2) 外転神経麻痺 誤り (3) 滑車神経麻痺 誤り 支配する筋が1つだけなので、誤った再生による異常な連動はふつう問題になりません。 (5) 眼球運動失行症 誤り 随意的な衝動性眼球運動を起こせない核上性の障害で、頭を振って視線を移す動きが特徴です。

出典:2024年(令和6年) 視能訓練士国家試験 問43(厚生労働省 公表)出典元ページ

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