タービン・エンジンの軸流式コンプレッサの失速を防止する方法について、(a)~(d)の正誤の組み合わせで正しいものはどれか…
航空工学 第14問
タービン・エンジンの軸流式コンプレッサの失速を防止する方法について、(a)~(d)の正誤の組み合わせで正しいものはどれか。(1)~(4)の中から選べ。(a)ステータ・ベーンを可変式にする。(b)コンプレッサの中段またはそれ以降の段から抽気する。(c)機械的に独立した複数のロータに分離し、個別のタービンで駆動する多軸構造とする。(d)始動時や低出力時の低回転時に圧縮空気の一部を外気へ抽気する。
- (1)(a): 正 (b): 正 (c): 正 (d): 正
- (2)(a): 誤 (b): 正 (c): 正 (d): 正
- (3)(a): 正 (b): 誤 (c): 正 (d): 誤
- (4)(a): 誤 (b): 誤 (c): 誤 (d): 誤
正答 (1)
正答は (1)。(a)〜(d)はすべて軸流式コンプレッサの失速を防ぐ方法で、すべて「正」です。
軸流式コンプレッサの失速は、回転数と空気の流入速度が合わず、ブレードへの迎え角が大きくなりすぎて起こります。(a)正。可変ステータ・ベーンで、空気の流れの向き(迎え角)を回転数に合わせます。(b)正。中段以降から抽気して、前段の流れを速め、後段の詰まりを防ぎます。(c)正。ロータを分けて別々のタービンで回す多軸構造にし、各段をそれぞれ適した回転数で回します。(d)正。始動時や低出力のときに圧縮空気の一部を外へ逃がす(ブリード・バルブ)ことで失速を防ぎます。
【覚え方】
失速の防止は「可変ステータ・抽気・多軸」の3つです。
出典:令和3年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 航空工学 問14(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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