TOC(上昇上限)はB VORからの距離で最も近いものはどれか。…
空中航法 第20問
TOC(上昇上限)はB VORからの距離で最も近いものはどれか。
- (1)B VORからA VOR寄りで約36nmの距離
- (2)B VORからA VOR寄りで約40nmの距離
- (3)B VORからA VOR寄りで約44nmの距離
- (4)B VORからA VOR寄りで約48nmの距離
正答 (1)
正答は (1)。TOCはB VORからA VOR寄りに約36nmです。
【上昇の高度】
上昇後の重量が85,000lb以上のため、+10の巡航表で値があるのは17,000ftまでです(第16問の解説)。17,000ftまでの上昇は、「AT or ABOVE 90,000lb」の表の+10の列で、
時間30.5分 燃料4,800lb TAS236kt
【上昇中のGS】A〜B TC353°、風240°/30kt
風とコースの角度 240°−353°=−113°(斜め後ろからの風)
向かい風成分 30×cos113°≒−11.7kt(追い風11.7kt)
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横風成分 30×sin113°≒27.6kt
偏流修正角 sin⁻¹(27.6÷236)≒6.7°
GS 236×cos6.7°+11.7≒246kt
【TOCの位置】
上昇の距離 246×30.5÷60≒125nm
B VORまでの残り 161−125≒36nm
【ほかの選択肢】
(2) 約40nm、(3) 約44nm、(4) 約48nmは、上の計算と合いません 誤り
(16,000ftまでの上昇(27分)とすると約52nmになり、どの選択肢とも合いません)
【ポイント】
上昇できる高さは上昇の表だけでなく、上昇後の重量で巡航の表に値がある高度かどうかで決まります。
出典:令和4年11月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問20(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
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