RAIMとRAIM予測情報に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。…
空中航法 第10問
RAIMとRAIM予測情報に関する記述(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中から選べ。(a)航空機が機上装置によりGPSを補強するシステムをABAS(Aircraft Based Augmentation System)という。(b)ABASは4個のGPSを受信して航法性能を維持する必要があるが、GPSの状態や配置が時々刻々と変化するため、常に一定の性能が得られないことから、GPSから送られた信号や表示された位置が信頼できないときに警報を発する機能を有するものがある。この機能はRAIMと呼ばれている。(c)RAIM機能付きのGPS受信機は、ABAS航法性能を満足しないときや衛星から不正な信号を受信しているときに警報を発する。(d)RAIM利用可能性の予測情報はNOTAMおよびMSAS/RAIM Prediction information of JAPANのウェブサイトにより提供される。
- (1)1
- (2)2
- (3)3
- (4)4
- (5)なし
正答 (3)
正答は (3)。四つのうち三つが正しい記述です。
(a)正しい。機上の装置でGPSを補強するしくみがABAS(Aircraft Based Augmentation System)です。(b)誤りと考えられます。GPSで3次元の位置を出すには4個の衛星で足りますが、RAIMで信号の異常を見つけるには5個以上、異常な衛星を除いて航法を続ける(FDE)には6個以上の衛星が要ります。ABASの性能を「4個」で説明している点が正しくありません。(c)正しい。RAIM付きの受信機は、ABASの航法性能を満たさないときや、衛星から不正な信号を受けたときに警報を出します。(d)正しい。日本では、RAIMの予測情報をNOTAMと、航空局のウェブサイト「MSAS/RAIM Prediction Information of JAPAN」で提供しています。
解説の続きをみる続きを閉じる
【衛星の数の目安】
位置を出す 4個
RAIMで異常を検出する 5個以上
異常な衛星を除外して続ける(FDE) 6個以上
RNAV(GNSS)の飛行の前には、経路と時間帯のRAIMの予測を確かめておきます。
出典:令和5年5月期 航空従事者学科試験 定期運送用操縦士(飛行機) 空中航法 問10(国土交通省 公表)出典元ページ
最終更新日
この問題はほかの試験・回でも出ています
「空中航法」のほかの問題
- 平成31年3月期 第10問最低気象条件について(a)~(d)のうち、正しいものはいくつあるか。(1)~(5)の中か
- 令和元年11月期 第19問この飛行に必要とする最小搭載燃料の量はどれか。
- 令和2年11月期 第8問気圧高度:38,000ft、SAT:-45℃の大気中を、CAS:250ktで飛行中の航空
- 令和3年7月期 第1問横風制限値が15ktである航空機が、RWY34(磁方位337度)に着陸する際に、タワーか
- 令和4年3月期 第23問C VORからD VORまでのMHはどれか。
- 令和4年11月期 第16問RJYY空港の予定到着時刻(ETA)に最も近いのはどれか。
スポンサーリンク

