一般用医薬品の販売時のコミュニケーションに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第16問

一般用医薬品の販売時のコミュニケーションに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a すぐに医薬品を使用する状況にない場合には、購入者等に対して、実際に使用する際に、販売時になされた情報提供の内容を思い起こしながら、改めて添付文書等に目を通すよう促すことが重要である。b 購入しようとする医薬品を使用する人が、医療機関で治療を受けているかどうかを確認することは重要ではない。c 購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合にあっては、コミュニケーションをとらなくてもよい。d 登録販売者においては、購入者が自分自身や家族の健康に対する責任感を持ち、適切な医薬品を選択して、適正に使用しようとするよう、働きかけていくことが重要である。

正答 (3)
正答は (3)。正しいのは(a)(d)の2つです。 【(a)正しい ―― 使うときに読んでもらう】 購入時点ですぐに使用する状況にない場合には、実際に使用する際に、販売時の説明を思い起こしながら改めて添付文書等に目を通すよう促すことが重要です。説明を受けた直後は覚えていても、数か月後に常備薬として使うときには忘れているものだからです。問13の「常備薬として購入されることも多い」という話とつながっています。 【(b)が誤り ―― 受診状況の確認は重要です】 医薬品を使用する人が医療機関で治療を受けているかどうかの確認は、きわめて重要です。処方された薬との相互作用や、基礎疾患の悪化を避けるために欠かせない情報だからです。「重要ではない」という結論が誤りです。
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【(c)が誤り ―― 意識が乏しいときこそ声をかける】 購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合であっても、コミュニケーションを取らなくてよいということにはなりません。むしろ、購入者が何を求めて来店したのかをこちらから聞き出す工夫が必要になります。説明を一方的に省略してよい、と読める選択肢は誤りです。 【(d)正しい ―― 購入者の主体性を育てる】 登録販売者には、購入者が自分自身や家族の健康に責任感を持ち、適切な医薬品を選択して適正に使用しようとするよう働きかけていくことが求められます。問15のセルフメディケーションの支援と同じ方向の記述です。 【販売時に確認したい基本項目】 実務でも試験でも、次の項目が並びとして問われます。 何のためにその医薬品を購入しようとしているか(購入の動機) 実際に使用するのは購入者本人か、それとも別の人か 使用する人の年齢や、妊娠の有無など ほかに使用している医薬品や、治療中の疾患はないか 症状がいつから続いているか、その原因や患部の特定はなされているか

出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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