かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第64問
かぜの症状緩和に用いられる漢方処方製剤に関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)葛根湯は、重篤な副作用として肝機能障害、偽アルドステロン症を生じることが知られている。
- (2)麻黄湯は、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)は使用を避ける必要がある。
- (3)小柴胡湯は、まれに重篤な副作用として間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られている。
- (4)小青竜湯は、体力中等度で、ときに脇腹からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの、食欲不振、疲労感、かぜの後期の諸症状に適すとされる。
正答 (4)
正答は (4)。誤っているのはこれです。
【(4) 誤り ―― これは小柴胡湯の説明です】
「体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの食欲不振、吐きけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状に適す」とされるのは小柴胡湯です。
小青竜湯は、体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされます。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎、偽アルドステロン症を生じることが知られています。
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【ほかの選択肢】
(1) 正しい。葛根湯は、まれに重篤な副作用として肝機能障害、偽アルドステロン症を生じることが知られています。
(2) 正しい。漢方処方製剤としての麻黄湯では、マオウの含有量が多くなるため、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)は使用を避ける必要があります。
(3) 正しい。小柴胡湯は、柴胡桂枝湯とともに、まれに重篤な副作用として間質性肺炎、肝機能障害を生じることが知られています。
【見分け方】
「舌に白苔」「脇腹からみぞおちが苦しい」は柴胡の入った処方(小柴胡湯)の目印、「うすい水様の痰・鼻水」は小青竜湯の目印です。
出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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