歯や口中の症状及び歯や口中に用いる薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第94問

歯や口中の症状及び歯や口中に用いる薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 歯痛は、多くの場合、歯の齲蝕とそれに伴う歯髄炎によって起こる。b 外用薬は、口腔内を清浄にしてから使用することが重要である。c 口内炎が長期間にわたって症状が長引いている場合は、口腔粘膜に生じた腫瘍である可能性がある。d 一般用医薬品の副作用として口内炎が現れることはない。

正答 (5)
正答は (5)。(a)(b)(c)が正しく、(d)が誤りです。 【(a)正しい ―― 歯痛の原因】 歯痛は、多くの場合、歯の齲蝕(むし歯)と、それに伴う歯髄炎によって起こります。歯痛薬(外用)は、歯の齲蝕による歯痛を応急的に鎮めることを目的とするもので、齲蝕を修復するものではありません。早めに医療機関で治療を受けることが基本です。この「応急処置にすぎない」という点が最も問われます。 【歯痛薬に配合される成分】 アミノ安息香酸エチル、ジブカイン塩酸塩、テーカイン …… 局所麻酔成分。 齲蝕により露出した歯髄を通っている知覚神経の伝達を遮断
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フェノール、歯科用フェノールカンフル、オイゲノール …… 齲蝕部分での細菌の繁殖を抑える殺菌消毒成分 サンシシ …… アカネ科のクチナシの果実。抗炎症作用 【(b)正しい ―― 使う前に口腔内を清浄にする】 歯痛薬や歯槽膿漏薬の外用薬は、口腔内を清浄にしてから使用することが重要です。口腔内に食べかす等が残っていると、成分が患部に届かず効果が十分に得られません。また、口腔咽喉薬や含嗽薬を使用する場合には、十分な間隔を置く必要があります。 【(c)正しい ―― 長引く口内炎は要注意】 口内炎が1から2週間で自然寛解しない場合や、再発を繰り返す場合、またひどいただれなどがある場合には、口腔粘膜に生じた腫瘍である可能性があります。また、ベーチェット病などの全身疾患の症状として口内炎が現れることもあります。長引く場合には受診を勧めてください。 【(d)が誤り ―― 副作用として現れることがあります】 一般用医薬品の副作用として口内炎が現れることがあります。「現れることはない」という全否定が誤りです。医薬品の使用中に口内炎が生じた場合には、使用中の医薬品との関連を考えることが大切です。 【口内炎用薬の成分】 アズレンスルホン酸ナトリウム、グリチルレチン酸 …… 抗炎症成分 セチルピリジニウム塩化物、クロルヘキシジン塩酸塩 …… 殺菌消毒成分 シコン …… ムラサキ科のムラサキの根。組織修復促進、抗菌 茵蔯蒿湯 …… 口内炎に用いられる漢方処方製剤。ダイオウを含む

出典:登録販売者試験 令和3年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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