医薬品販売時のコミュニケーションに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第18問

医薬品販売時のコミュニケーションに関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 医薬品の販売に従事する専門家においては、購入者や使用者が、適切な医薬品を選択して、適正に使用できるよう、働きかけていくことが重要である。b 医薬品の情報提供は、使用する人に誤認が生じないよう正確な専門用語を用い、相手によって表現を変えることのないよう注意して行う。c すぐに医薬品を使用する状況にない場合には、購入者や使用者に対して、実際に使用する際に、販売時になされた情報提供の内容を思い起こしながら、改めて添付文書等に目を通すよう促すことが重要である。d 購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合は、購入者側から医薬品の使用状況に係る情報を引き出すべきではない。

正答 (2)
正答は (2)。正しいのは(a)(c)の2つです。 【(a)正しい ―― 働きかけが重要です】 医薬品の販売に従事する専門家においては、購入者や使用者が適切な医薬品を選択して、適正に使用できるよう、働きかけていくことが重要です。これはセルフメディケーションの支援そのものです。 【(b)が誤り ―― 相手に合わせた表現が必要です】 医薬品の情報提供は、専門用語を分かりやすい平易な表現で説明する必要があります。また、相手の理解力や、医薬品を使用する状況に応じて、表現や説明の仕方を変えていくことが求められます。たとえば高齢者にはゆっくり、小児の保護者には具体的な飲ませ方まで、といった工夫が必要です。「正確な専門用語を用い、表現を変えない」という記述は、情報提供の目的(相手に伝わること)を見失っています。
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【(c)正しい ―― 使うときに改めて読んでもらう】 すぐに医薬品を使用する状況にない場合には、実際に使用する際に、販売時になされた情報提供の内容を思い起こしながら、改めて添付文書等に目を通すよう促すことが重要です。常備薬として購入された医薬品は、使うときまで時間が空くことが多いためです。 【(d)が誤り ―― むしろ引き出す工夫が必要です】 購入者側に情報提供を受けようとする意識が乏しい場合であっても、購入者側から医薬品の使用状況に係る情報をできる限り引き出し、可能な情報提供を行っていくことが重要です。「引き出すべきではない」という記述は逆になっています。実務では、「どなたがお使いになりますか」「今お薬は飲まれていますか」といった問いかけから会話を広げていくことになります。 【購入者が何も伝えてこない場合】 医薬品の販売に従事する専門家からの問いかけや会話を通じて、購入者等の状況を把握する必要があります。購入者側から積極的に情報が伝えられることを待つのではない、という姿勢が求められます。

出典:登録販売者試験 令和4年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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