以下の腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述について、あてはまるものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第75問
以下の腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤に関する記述について、あてはまるものはどれか。便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、食欲不振(食欲減退)などの症状の緩和に適すとされるが、体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。
- (1)桂枝加芍薬湯
- (2)六君子湯
- (3)大黄甘草湯
- (4)大黄牡丹皮湯
正答 (3)
正答は (3)。大黄甘草湯です。
【(3) 大黄甘草湯】
体力に関わらず使用でき、便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの(にきび)、食欲不振(食欲減退)、腹部膨満、腸内異常発酵、痔などの症状の緩和に適すとされます。体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人では、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされます。本剤を使用している間は、他の瀉下薬の使用を避ける必要があります。
【ほかの選択肢】
(1) 桂枝加芍薬湯は、体力中等度以下で、腹部膨満感のあるもののしぶり腹、腹痛、下痢、便秘に適すとされます。
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(2) 六君子湯は、胃の不調に用いる漢方処方製剤で、体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすく、貧血性で手足が冷えやすいものの胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐に適すとされます。
(4) 大黄牡丹皮湯は、体力中等度以上で、下腹部痛があって、便秘しがちなものの月経不順、月経困難、月経痛、便秘、痔疾に適すとされます。
【関連】
大黄甘草湯、大黄牡丹皮湯及び麻子仁丸は、構成生薬としてダイオウを含みます。
出典:登録販売者試験 令和4年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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