鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第67問

鎮暈薬(乗物酔い防止薬)の配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、眠気を促すほかに、散瞳による目のかすみや異常なまぶしさを引き起こすことがあるため、乗物の運転操作をするときは使用を控える必要がある。b ブロモバレリル尿素は、延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示す。c アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えるが、12歳未満の小児への使用を避ける必要がある。d ジメンヒドリナートは、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分である。

正答 (5)
正答は (5)。a 正、b 誤、c 誤、d 正 です。 【(a)正しい】 スコポラミン臭化水素酸塩水和物は抗コリン成分です。眠気を促すほか、散瞳による目のかすみや異常なまぶしさを引き起こすことがあるため、乗物の運転操作をするときは使用を控える必要があります。 【(b)誤り ―― これは抗ヒスタミン成分の作用です】 延髄にある嘔吐中枢への刺激や内耳の前庭における自律神経反射を抑える作用を示すのは、ジメンヒドリナートやメクリジン塩酸塩などの抗ヒスタミン成分です。ブロモバレリル尿素は鎮静成分で、不安や緊張などの心理的な要因による乗物酔いの発現を抑える目的で配合されます。
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【(c)誤り ―― 6歳未満の小児への使用を避けます】 アミノ安息香酸エチルは局所麻酔成分で、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えます。メトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児への使用は避ける必要があります。「12歳未満」が誤りです。 【(d)正しい】 ジメンヒドリナートは、ジフェンヒドラミンテオクル酸塩の一般名で、専ら乗物酔い防止薬に配合される抗ヒスタミン成分です。

出典:登録販売者試験 令和7年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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