眼科用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第88問

眼科用薬に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 眼科用薬は、目の疲れやかすみ、痒みなど一般的に自覚される症状の緩和を目的として、角膜に適用する外用薬である。b 一般用医薬品の点眼薬は、その主たる配合成分から、人工涙液、一般点眼薬、抗菌性点眼薬、アレルギー用点眼薬に大別される。c 洗眼薬は、目の洗浄、眼病予防に用いられるもので、主な配合成分として涙液成分のほか、抗炎症成分、抗ヒスタミン成分等が用いられる。d 目の症状には視力の異常、目(眼球、眼瞼等)の外観の変化、目の感覚の変化等があり、これらの症状が現れた時、目以外の病気による可能性もあり、その場合には特に脳が原因であることが多く知られている。

正答 (1)
正答は (1)。(b)(c)(d)が正しく、(a)が誤りです。 【(a)が誤り ―― 適用する場所は「結膜嚢」です】 眼科用薬は、目の疲れやかすみ、痒みなど一般的に自覚される症状の緩和を目的として、結膜嚢(結膜で覆われた眼瞼の内側と眼球の間の空間)に適用する外用薬です。角膜に適用するものではありません。点眼薬の正しい使い方として、1滴を結膜嚢に落とす、点眼後は眼瞼を閉じて目頭を押さえる、という説明につながります。 【点眼の仕方についての要点】 1滴の量(約50マイクロリットル)は結膜嚢の容積(約30マイクロリットル)より多いため、一度に何滴も点眼しても効果が増すわけではなく、むしろ鼻粘膜や喉から吸収されて副作用を起こしやすくなる
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点眼後は、しばらく眼瞼を閉じて、目頭を押さえると効果的 容器の先端が眼瞼やまつ毛に触れないようにする 他の人と共用しない コンタクトレンズをしたままの点眼は、添付文書に使用可能と記載されていない限り避ける 【(b)正しい ―― 点眼薬の分類】 一般用医薬品の点眼薬は、その主たる配合成分から次のように大別されます。 人工涙液 …… 涙液成分を補う。 目の疲れや乾き、コンタクトレンズ装着時の不快感等に用いる 一般点眼薬 …… 目の疲れや痒み、結膜充血等の症状を抑える 抗菌性点眼薬 …… 抗菌成分が配合され、結膜炎(はやり目)やものもらい、眼瞼炎などに用いる アレルギー用点眼薬 …… 抗ヒスタミン成分や抗アレルギー成分が配合され、花粉等による目の痒みや充血等の症状を緩和する 【(c)正しい ―― 洗眼薬】 洗眼薬は、目の洗浄、眼病予防(水泳の後、埃や汗が目に入ったとき等)に用いられるもので、主な配合成分として涙液成分のほか、抗炎症成分、抗ヒスタミン成分等が用いられます。 【(d)正しい ―― 目以外の病気の可能性】 目の症状には、視力の異常、目(眼球、眼瞼等)の外観の変化、目の感覚の変化等があり、これらの症状が現れたときには、目以外の病気による可能性もあり、その場合には特に脳が原因であることが多く知られています。目そのものの異常ではなく、脳の疾患による可能性がある、というのは受診勧奨の判断につながる重要な知識です。

出典:登録販売者試験 令和4年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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