以下の記述について、最もあてはまる医薬品の剤形はどれか。…
人体の働きと医薬品 第33問
以下の記述について、最もあてはまる医薬品の剤形はどれか。口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形であり、水なしでも服用できる。
- (1)口腔内崩壊錠
- (2)トローチ
- (3)ドロップ
- (4)チュアブル錠
- (5)パップ剤
正答 (4)
正答は (4)。チュアブル錠です。
【チュアブル錠の特徴】
チュアブル錠は、口の中で舐めたり噛み砕いたりして服用する剤形であり、水なしでも服用できます。「噛む(チュー)」という語が名前に入っていますので、覚えやすい剤形です。
【他の選択肢との違い】
口腔内崩壊錠 …… 口の中の唾液で速やかに溶ける。
水なしで服用できるが、噛み砕くものではない。
固形物を飲み込むことが困難な高齢者や小児、水分摂取が制限されている場合でも服用できる
トローチ …… 飲み込まずに口の中で舐めて徐々に溶かして使用する。
解説の続きをみる続きを閉じる
薬効を期待する部位は口の中や喉
ドロップ …… トローチと同じく、舐めて徐々に溶かして使用する
パップ剤 …… 貼付剤。皮膚に貼って用いる外用剤
【区別のポイント】
「水なしで服用できる」という点ではチュアブル錠と口腔内崩壊錠が共通しますが、
噛み砕いてよい …… チュアブル錠
噛まずに唾液で溶かす …… 口腔内崩壊錠
という違いがあります。また、トローチやドロップは「服用する」というより口や喉の局所に効かせるためのものですので、そもそも目的が異なります。設問が「服用する剤形」と書いている点からも、トローチやドロップは外れます。
【錠剤(内服)についての基本】
錠剤(内服)は、例外的な場合を除いて口中で噛み砕いて服用してはいけません。特に、腸内での溶解を目的として錠剤表面をコーティングしているもの(腸溶錠)の場合は厳に慎まなければなりません。チュアブル錠は、この「例外的な場合」にあたります。
【服用時の注意】
錠剤やカプセル剤は、適切な量の水(またはぬるま湯)とともに飲み込む必要があります。水なしで服用すると、薬が食道に貼り付いて食道の粘膜を傷めるおそれがあります。
出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
この問題と解説は当サイトの責任で掲載しています。解説は愛媛県の見解ではありません。内容について、愛媛県へのお問い合わせはできません。
最終更新日
「人体の働きと医薬品」のほかの問題
- 令和4年度 第33問医薬品の吸収に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和6年度 第26問耳に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和6年度 第39問感覚器系に現れる医薬品の副作用に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
- 令和7年度 第32問脳や神経系の働きに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和3年度 第25問心臓及び血管系に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
- 令和3年度 第38問精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
スポンサーリンク

