痛みや発熱が起こる仕組み及び解熱鎮痛成分の働きに関する記述のうち、誤っているものはどれか。…
主な医薬品とその作用 第61問
痛みや発熱が起こる仕組み及び解熱鎮痛成分の働きに関する記述のうち、誤っているものはどれか。
- (1)プロスタグランジンは、ホルモンに似た働きをする物質で、病気や外傷があるときに活発に産生されるようになり、体の各部位で発生した痛みが脳へ伝わる際に、そのシグナルを増幅することで痛みの感覚を強めている。
- (2)プロスタグランジンは、脳の下部にある体温を調節する部位(温熱中枢)に作用して、体温を通常よりも高く維持するように調節する。
- (3)化学的に合成された解熱鎮痛成分は、中枢神経系におけるプロスタグランジンの産生を抑制することにより、解熱作用を示す。
- (4)化学的に合成された解熱鎮痛成分は、腎臓における水分の再吸収を促し、循環血流量を増加させることにより、発汗を抑制する作用もある。
正答 (4)
正答は (4)。誤っているのはこれです。
【(4) 誤り ―― 発汗を「促進」します】
化学的に合成された解熱鎮痛成分の解熱作用には、中枢神経系におけるプロスタグランジンの産生抑制作用のほか、腎臓における水分の再吸収を促して循環血流量を増し、発汗を促進する作用も寄与しています。「発汗を抑制する」は逆です。なお、循環血流量の増加は心臓の負担を増大させるため、心臓に障害がある場合はその症状を悪化させるおそれがあります。
【ほかの選択肢】
(1) 正しい。プロスタグランジンはホルモンに似た働きをする物質で、病気や外傷があるときに活発に産生され、痛みが脳へ伝わる際にそのシグナルを増幅することで痛みの感覚を強めています。
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(2) 正しい。プロスタグランジンは、脳の下部にある温熱中枢に作用して、体温を通常よりも高く維持するように調節します。
(3) 正しい。化学的に合成された解熱鎮痛成分は、中枢神経系におけるプロスタグランジンの産生を抑制することにより解熱作用を示します。
出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ
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