消毒薬及びその成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。…

主な医薬品とその作用 第97問

消毒薬及びその成分に関する記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。a 消毒薬が誤って皮膚に付着した場合は、流水をかけながら着衣を取り、石けんを用いて流水で皮膚を十分に(15 分間以上)水洗し、特にアルカリ性の場合には中和剤を用いる。b イソプロパノールは、アルコール分が微生物のタンパク質を変性させることで、真菌類及びウイルスに対する殺菌消毒作用を示すが、結核菌に対する殺菌消毒作用はない。c クレゾール石ケン液は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、大部分のウイルスに対する殺菌消毒作用はない。d 有機塩素系殺菌消毒成分であるジクロロイソシアヌル酸ナトリウムは、塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられているため、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用いられる。

正答 (5)
正答は (5)。正しいのは(c)(d)です。 【(a)誤り ―― 中和剤は用いません】 消毒薬が誤って皮膚に付着した場合は、流水をかけながら着衣を取り、石けんを用いて流水で皮膚を十分に(15分間以上)水洗します。酸やアルカリは早期に十分な水洗がなされることが重要であり、特にアルカリ性の場合には念入りに水洗します。目に入った場合と同様、中和剤は用いません。 【(b)誤り ―― 結核菌にも作用します】 エタノール、イソプロパノールは、アルコール分が微生物のタンパク質を変性させ、それらの作用を消失させることから、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対する殺菌消毒作用を示します。ただし、イソプロパノールではウイルスに対する不活性効果はエタノールよりも低いとされています。
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【(c)正しい】 クレゾール石ケン液は、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示しますが、大部分のウイルスに対する殺菌消毒作用はありません。 【(d)正しい】 ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム、トリクロロイソシアヌル酸等の有機塩素系殺菌消毒成分は、塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられており、プール等の大型設備の殺菌・消毒に用いられることが多いとされています。

出典:登録販売者試験 令和5年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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