一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。…

医薬品の適正使用と安全対策 第107問

一般用医薬品の添付文書に関する以下の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。( a )を主な成分とする一般用医薬品を服用すると、排尿筋の( b )と括約筋の( c )が起こり、尿の貯留を来すおそれがある。特に、前立腺肥大症を伴っている場合には、尿閉を引き起こすおそれがあるため、その添付文書等において、「相談すること」の項目に「次の症状がある人」として「排尿困難」と記載することとされている。なお、構成生薬として( d )を含む漢方処方製剤についても、同様の記載がされている。

正答 (2)
正答は (2)。a ジフェニドール塩酸塩、b 弛緩、c 収縮、d マオウ です。 【a ジフェニドール塩酸塩】 ジフェニドール塩酸塩は、乗物酔い防止薬に配合される抗めまい成分です。抗ヒスタミン成分と共通する類似の薬理作用を示し、副作用として排尿困難などが現れることがあるため、「相談すること」に「次の症状がある人:排尿困難」と記載されます。サリチルアミドは解熱鎮痛成分で、このような注意はありません。 【b・c 排尿筋の弛緩と括約筋の収縮】 膀胱の排尿筋が弛緩し、括約筋が収縮すると、尿を押し出す力が弱まると同時に出口が締まるため、尿の貯留を来すおそれがあります。特に前立腺肥大症を伴っている場合には、尿閉を引き起こすおそれがあります。
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【d マオウ】 手引きの別表では、構成生薬としてマオウを含む漢方処方製剤も、抗ヒスタミン成分やジフェニドール塩酸塩と同じ理由で「排尿困難」の対象に挙げられています。ダイオウは瀉下作用のある生薬で、この注意の対象ではありません。 【見分け方】 「出しにくくなる」状態なので、押し出す筋(排尿筋)はゆるみ、出口の筋(括約筋)は締まる、と考えれば組み合わせを間違えません。

出典:登録販売者試験 令和7年度(愛媛県 公表問題)出典元ページ

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