一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と主な成分の組み合わせの…

医薬品の適正使用と安全対策 第115問

一般用医薬品の添付文書の「相談すること」の項目中に、「次の診断を受けた人」と記載される基礎疾患等と主な成分の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。基礎疾患等 ― 主な成分

正答 (1)
正答は (1)。これが誤りです。 【(1) 誤り ―― 糖尿病とグリチルリチン酸】 グリチルリチン酸二カリウム、グリチルレチン酸、カンゾウ等のグリチルリチン酸を含む成分(1日用量がグリチルリチン酸として40mg以上、またはカンゾウとして1g以上を含有する場合)が「次の診断を受けた人」に挙げられているのは、高血圧・心臓病・腎臓病です。大量に使用するとナトリウム貯留、カリウム排泄促進が起こり、むくみ等の症状が現れ、それらの病気を悪化させるおそれがあるためです。糖尿病で挙げられるのは、メチルエフェドリン塩酸塩などのアドレナリン作動成分、マオウ、鼻炎用点鼻薬などで、肝臓でグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させる作用があるためです。
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【ほかの選択肢】 (2) 正しい。ポビドンヨード、ヨウ化カリウム、ヨウ素等のヨウ素系殺菌消毒成分が配合された口腔咽喉薬、含嗽薬は、ヨウ素の体内摂取が増える可能性があり、甲状腺疾患の治療に影響を及ぼすおそれがあるため、甲状腺疾患の診断を受けた人は相談することとされています。 (3) 正しい。ジフェンヒドラミン塩酸塩、クロルフェニラミンマレイン酸塩等の抗ヒスタミン成分は、抗コリン作用によって房水流出路が狭くなり、眼圧が上昇し、緑内障を悪化させるおそれがあるため、緑内障の診断を受けた人は相談することとされています。 (4) 正しい。ピペラジンリン酸塩等やプソイドエフェドリン塩酸塩は、腎臓における排泄が円滑に行われず、副作用が現れやすくなるため、腎臓病の診断を受けた人は相談することとされています。

出典:登録販売者試験 令和3年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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