成人女性が、ドラッグストア(店舗販売業)に来店した。かぜ様症状のため一般用医薬品を購入しようとしている。登録販売者が購入…

医薬品に共通する特性と基本的な知識 第18問

成人女性が、ドラッグストア(店舗販売業)に来店した。かぜ様症状のため一般用医薬品を購入しようとしている。登録販売者が購入者から確認すべき事項に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。a 副作用の経験の有無b 他の医薬品の使用の有無c 発症時期d アレルギーの経験の有無

正答 (3)
正答は (3)。(a)(b)(c)(d)のすべてが、確認すべき事項として正しい記述です。 【本問の考え方】 かぜ様症状で一般用医薬品を求めて来店した購入者に対し、登録販売者が確認すべき事項を問う問題です。選択肢に挙がっているのはいずれも、販売時に確認しておきたい基本的なポイントにそのまま含まれる項目ですので、すべて正しいと判断できます。 【(a)副作用の経験の有無 ―― 正しい】 過去に副作用を経験したことがあるかどうかは、同じ成分や似た系統の成分を避ける判断に直結します。「以前、かぜ薬で発疹が出たことはありませんか」といった確認が実務上の形です。
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【(b)他の医薬品の使用の有無 ―― 正しい】 かぜ薬は複数の成分を組み合わせた製品が多く、他の医薬品との間で成分の重複や相互作用を生じやすいものです。特に、解熱鎮痛薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬、アレルギー用薬は、かぜ薬と成分が重なりやすいので必ず確認します。医療機関から処方された薬がある場合は、医師または薬剤師に相談するよう勧めます。 【(c)発症時期 ―― 正しい】 症状がいつ頃から続いているのかは、一般用医薬品で対処してよい範囲かどうかを判断するための重要な情報です。長く続いている場合や症状が悪化している場合には、かぜ以外の疾患(肺炎、肺結核、副鼻腔炎など)の可能性を考え、受診を勧めます。 【(d)アレルギーの経験の有無 ―― 正しい】 アレルギーの経験は、副作用の経験とあわせて必ず確認する事項です。アレルギーは薬理作用とは関係なく起こり、体質的に起こしやすい人や、近い親族に同様の体質の人がいる場合には特に注意が必要とされています。 【あわせて確認したいこと】 このほか、誰が使うのか(本人か家族か、小児・高齢者・妊婦か)、持病の有無、すぐに使用する状況にあるかなども確認します。かぜ薬の場合は、自動車の運転や機械の操作を予定しているかどうか(眠気を生じる成分が配合されるため)も、あわせて尋ねておきたいところです。

出典:登録販売者試験 令和3年度(北海道 公表問題)出典元ページ

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