次の1~5で示される医薬品成分のうち、長期連用によりアルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を生じるおそれがあるため、一般用…
医薬品の適正使用と安全対策 第103問
次の1~5で示される医薬品成分のうち、長期連用によりアルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を生じるおそれがあるため、一般用医薬品の添付文書の「してはいけないこと」の項目に、「長期連用しないこと」と記載されるものはどれか。
- (1)グリチルレチン酸
- (2)センノシド
- (3)タンニン酸アルブミン
- (4)アルジオキサ
- (5)ロートエキス
正答 (4)
正答は (4)。該当するのはアルジオキサです。
【(4) 正しい ―― アルミニウムを含む成分】
アルジオキサは、アルミニウムを含む胃粘膜保護・修復成分です。スクラルファート、水酸化アルミニウムゲル、ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、合成ヒドロタルサイト、アルジオキサ等のアルミニウムを含む成分が配合された胃腸薬、胃腸鎮痛鎮痙薬では、長期連用により、アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を生じるおそれがあるため、「してはいけないこと」の項に「長期連用しないこと」と記載されています。また、透析療法を受けている人は使用しないこととされ、腎臓病の診断を受けた人は「相談すること」とされています。
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【ほかの選択肢】
(1) 誤り。グリチルレチン酸は、グリチルリチン酸を含む成分の一つで、
大量に使用すると偽アルドステロン症を生じるおそれがあります。アルミニウム脳症・アルミニウム骨症とは関係ありません。
(2) 誤り。センノシドは、大腸を刺激して排便を促す刺激性瀉下成分です。
アルミニウムは含みません。
(3) 誤り。タンニン酸アルブミンは、腸粘膜を保護する収斂成分です。
乳製カゼインを由来としているため、「本剤又は本剤の成分、牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」は使用しないこととされています。
(5) 誤り。ロートエキスは、副交感神経の働きを抑える抗コリン作用を持つ生薬成分です。
内服薬では、授乳中の人は本剤を服用しないか本剤を服用する場合は授乳を避けることとされています。
【覚え方】
名前に「アルミ」が見えない成分でも、スクラルファート、合成ヒドロタルサイト、アルジオキサはアルミニウムを含みます。この三つを特に意識して覚えてください。
出典:登録販売者試験 令和4年度(北海道 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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