次の1~5で示される成分のうち、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため、一般用医薬品の添付文書の「次の人は使用(服用)…
医薬品の適正使用と安全対策 第104問
次の1~5で示される成分のうち、アスピリン喘息を誘発するおそれがあるため、一般用医薬品の添付文書の「次の人は使用(服用)しないこと」の項目の中に、「本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を使用(服用)して喘息を起こしたことがある人」と記載することとされているものはどれか。
- (1)ジフェンヒドラミン塩酸塩
- (2)イソプロピルアンチピリン
- (3)テオフィリン
- (4)コデインリン酸塩水和物
- (5)ロペラミド
正答 (2)
正答は (2)。該当するのはイソプロピルアンチピリンです。
【(2) 正しい ―― 解熱鎮痛成分はアスピリン喘息を誘発します】
アスピリン喘息は、アスピリン特有の副作用ではなく、他の解熱鎮痛成分でも生じる可能性があります。そのため、アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン、エテンザミド、サリチルアミド、イブプロフェン、アセトアミノフェン、イソプロピルアンチピリン等の解熱鎮痛成分が配合された医薬品では、「次の人は使用(服用)しないこと」の項に、「本剤又は他のかぜ薬、解熱鎮痛薬を使用(服用)して喘息を起こしたことがある人」と記載されます。イソプロピルアンチピリンは、一般用医薬品で唯一のピリン系解熱鎮痛成分です。
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【ほかの選択肢】
(1) 誤り。ジフェンヒドラミン塩酸塩は抗ヒスタミン成分です。
眠気等が懸念されるため、服用後は乗物又は機械類の運転操作をしないこととされているほか、乳児に昏睡を起こすおそれがあるため、授乳中の人は服用しないか授乳を避けることとされています。
(3) 誤り。テオフィリンはキサンチン系の気管支拡張成分です。
アスピリン喘息の記載の対象ではありません。発熱している小児、けいれんを起こしたことがある小児では、けいれんを誘発するおそれがあるため「相談すること」とされています。
(4) 誤り。コデインリン酸塩水和物は鎮咳成分(麻薬性鎮咳成分)です。
アスピリン喘息の記載の対象ではありません。
(5) 誤り。ロペラミドは止瀉成分です。
「15歳未満の小児」は使用しないこととされ、眠気等が懸念されるため服用後は乗物又は機械類の運転操作をしないこととされています。
【押さえどころ】
「喘息を起こしたことがある人」と出てきたら、アスピリンに限らず解熱鎮痛成分全般が対象、と考えてください。
出典:登録販売者試験 令和4年度(北海道 公表問題)出典元ページ
最終更新日
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