漢方処方製剤に関する副作用の記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。…

主な医薬品とその作用 第23問

漢方処方製剤に関する副作用の記述の正誤について、正しい組合せを一つ選べ。a 葛根湯、小青竜湯にはカンゾウが含まれているので、重篤な副作用として偽アルドステロン症を生じることがある。b 麻黄湯は、胃腸の弱い人、発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感、発汗過多、全身脱力感等の副作用が現れやすいので、不向きである。c 小柴胡湯は、まれに重篤な副作用として間質性肺炎や肝機能障害を生じるが、インターフェロン製剤を併用すると副作用は軽減される。d 小建中湯は、重篤な副作用として、間質性肺炎や肝機能障害を生じる。

正答 (3)
正答は (3)。(a)正、(b)正、(c)誤、(d)誤です。 【(a)正しい ―― カンゾウを含む処方】 葛根湯、小青竜湯はいずれも構成生薬にカンゾウを含みます。カンゾウ(グリチルリチン酸)を多く摂ると、重篤な副作用として偽アルドステロン症を生じることがあります。 【(b)正しい ―― 麻黄湯が向かない人】 麻黄湯はマオウを含み、胃腸の弱い人や発汗傾向の著しい人では、悪心、胃部不快感、発汗過多、全身脱力感などの副作用が現れやすいため、不向きとされています。 【(c)が誤り ―― インターフェロン製剤との併用は禁忌】
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小柴胡湯は、まれに重篤な副作用として間質性肺炎や肝機能障害を生じます。インターフェロン製剤で治療を受けている人では間質性肺炎の副作用が現れるおそれが高まるため、使用を避けます。「副作用が軽減される」は逆です。 【(d)が誤り ―― 小建中湯の注意点は別にある】 間質性肺炎・肝機能障害は小柴胡湯の重篤な副作用です。小建中湯は小児の疳などに用いられる処方で、構成生薬にカンゾウを含み、比較的長期間(1ヶ月位)服用することがあるため、乳幼児ではグリチルリチン酸の摂取量に特に留意するとされています。

出典:登録販売者試験 令和元年度(関西広域連合 公表問題)出典元ページ

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